JPJP-Brain

C-GABの点数を伸ばす方法

問題集を解いているのに正答数が増えない、あるいは時間内に終わらない。C-GAB対策で伸び悩んだときは、勉強量を増やす前に「間違え方」と「時間の使い方」を分けて見直す必要があります。

C-GABの点数を伸ばす近道は、同じ問題集をただ周回することではありません。まず時間を気にせず解き方を固め、次に制限時間をつけ、最後に本番に近いまとまりで解く。この順番にすると、「分からない」と「間に合わない」を別々に改善できます。

最初に、現在地を数字で確認する

最初の1回は、言語・計数・英語をそれぞれ少量ずつ解きます。その際、正解か不正解かだけでなく、1問にかかった時間と間違えた理由も記録してください。C-GABの結果そのものは受検者に詳しく開示されないことがありますが、練習では正答数と所要時間を自分で残せます。

記録する項目は、次の4つで十分です。

  • 解けなかった問題
  • 正解したが時間を使いすぎた問題
  • 勘で選んで当たった問題
  • 問題文や単位を読み違えた問題

このうち、勘で正解した問題は「できた問題」に入れません。解き方を説明できるかどうかで分けると、本当の弱点が見えやすくなります。

C-GABの点数が伸びない主な原因

解説を読んで分かったつもりになっている

解説を読めば理解できても、翌日に同じ手順を再現できなければ本番では使えません。間違えた問題は、解説を閉じてもう一度解き、なぜその選択肢になるのかを短く説明できるところまで戻します。

正確さと速さを同時に上げようとしている

解き方が曖昧な段階で時間だけを縮めると、読み飛ばしや計算ミスが増えます。最初は時間を超えても正しい手順で解き、同じ形式の2周目から時間を測るほうが安定します。

毎回違う教材に手を出している

教材を増やすと、多くの問題に触れた安心感は得られます。しかし、間違いの原因を直さないまま先へ進みやすくなります。まず1冊または1サービスを繰り返し、見た瞬間に方針が立つ問題を増やしましょう。

C-GABを受ける予定なら、まずは試験方式と解説形式が合う1冊を決めます。出版社がC-GAB対応を明記した教材は、C-GAB対応を明記した問題集3冊の比較で確認できます。

分野別に点数を伸ばす勉強法

日本SHLの公式説明では、GABの知的能力検査は、言語や数値情報を材料に論理能力を測るものとされています。C-GABでは言語・計数に加えて英語も実施されます。暗記だけではなく、根拠を素早く見つける練習が必要です。

言語:自分の常識ではなく、本文だけで判断する

言語問題では、設問が一般的に正しそうかではなく、本文の論理から導けるかを確認します。復習するときは、正解の根拠になった一文と、誤った選択肢を否定できる箇所に印をつけます。読み直す回数が多い場合は、主張・対比・因果関係を意識して読むと整理しやすくなります。玉手箱も受ける場合は、本文根拠で判断する言語の練習も確認できます。

計数:計算前に「何を求めるか」を一言にする

図表を見てすぐ数字を拾い始めると、不要な数値まで計算しがちです。「前年からの増加率」「全体に占める割合」のように、求めるものを先に言葉にしてから必要な数字を探します。割合、比、単位変換で止まる場合は、図表問題とは分けて基礎計算を反復してください。

英語:全文和訳より、判断に必要な箇所を探す

英語は50〜80語程度の文章を読み、設問への答えを英語で選ぶ形式と公式に案内されています。長文をきれいに訳すより、設問の主語やキーワード、逆接や因果を示す表現を手がかりに根拠を探す練習が向いています。語彙で毎回止まるなら、問題演習とは別に頻出語を補います。

玉手箱Ⅲの英語はC-GABとは公式に説明される英文の長さが異なります。玉手箱を受ける場合は、英文と設問の論理を照合する練習を確認してください。

参考:日本SHL公式総合適性検査GABとは?GABの測定内容

時間が足りないときは、遅い原因を分ける

「時間が足りない」という悩みでも、原因は同じではありません。問題文の理解に時間がかかるのか、解き方を決めるまでが遅いのか、計算そのものが遅いのかを分けてください。

時間を使う場所見直す練習
問題文の読み取り主語・比較対象・条件に印をつけ、読み直しを減らす
解法を決めるまで問題ごとに「最初に何を見るか」を復習ノートへ残す
計算割合・比・単位変換を図表問題と分けて反復する
選択肢で迷う時間各選択肢を選ぶ、または除外する根拠を確認する

練習中は、目標時間を過ぎてもいったん最後まで解きます。その後、どこで時間を使ったかを確認し、同じ形式をもう一度解きます。時間になったら答えを見るだけでは、速くするべき部分が分からないままです。

2週間で点数を伸ばす練習メニュー

試験まで時間がない場合も、最初から毎日模擬試験をする必要はありません。前半で解き方を固め、後半で時間内の再現性を確認します。

期間取り組むこと
1〜2日目3分野を少量ずつ解き、正答数・時間・間違えた理由を記録する
3〜6日目最も弱い分野を中心に、時間を気にせず解法を固める
7日目間違えた問題だけを解き直し、1週目の変化を確認する
8〜11日目問題ごとに目標時間を設け、正確さを保ったまま速度を上げる
12〜13日目本番に近いまとまりで解き、分野ごとのペースを確認する
14日目新しい問題は増やさず、ミスの多い型と基礎計算を見直す

毎日すべての分野を同じ量だけ解くより、弱い分野へ時間を寄せたほうが改善点は明確になります。ただし、得意分野も完全に休まず、数問だけ触れて感覚を保ちましょう。

脳トレはC-GAB対策の前に使う

脳トレは、C-GAB形式の問題集の代わりにはなりません。役立つのは、学習前に頭を切り替えたいときや、条件整理・規則発見を短時間で練習したいときです。5問ほど解いたら、そのまま言語または計数の実戦問題へ進みます。

脳トレだけを長く続けるより、「脳トレ5分→C-GAB形式の演習→間違いの記録」という順番にすると、日々の学習へつなげやすくなります。

よくある質問

C-GABは何割取れば通過できますか?

通過基準は企業ごとに異なり、共通の合格点は公表されていません。特定の数字だけを目標にせず、練習時の正答数と所要時間を継続して改善することが現実的です。

問題集は何周すればよいですか?

周回数よりも、間違えた問題の解き方を自力で再現できるかが重要です。1周目で原因を記録し、2周目で正確に解き、3周目で時間を測る方法がおすすめです。

計数だけ点数が伸びません

図表の読み取りと基礎計算を分けて確認してください。割合や単位変換で止まるなら基礎計算を、使う数字を選べないなら図表から条件を抜き出す練習を増やします。

直前期に脳トレだけでも効果がありますか?

脳トレだけではC-GAB特有の形式や時間配分に慣れられません。短い準備運動として使い、学習時間の中心はC-GAB形式の演習と復習に置いてください。

関連記事

毎日の準備運動に

まず5問、頭を動かしてから始める

登録不要・無料。短い脳トレの後、そのまま言語・数的・論理の問題を練習できます。

脳トレ5問を始めるWebテストを練習する

※JP-Brainは日本エス・エイチ・エル株式会社およびSHLグループとは関係のない独立した学習サービスです。C-GAB・GABは各権利者の商標またはサービス名称です。