C-GABで時間が足りない原因と対策
時間内に終わらないと、問題を速く読むことばかり考えがちです。しかし実際には、解き方を決めるまでの迷い、計算のやり直し、選択肢の見直しが積み重なっていることがあります。
時間不足を直すには、総時間だけでなく「読み取り」「解法を決める」「処理する」「選択肢を決める」のどこで止まったかを記録します。遅い工程が分かれば、読む速さ・基礎計算・問題形式への慣れのうち、優先すべき練習が決まります。
まず、時間を使った場所を4つに分ける
| 止まった場所 | よくある状態 | 練習 |
|---|---|---|
| 読み取り | 問題文や図表を何度も読み直す | 主語・比較対象・条件を先に拾う |
| 解法判断 | 何を計算するか決まらない | 問題ごとに最初の一手を記録する |
| 処理 | 計算や根拠探しに時間がかかる | 基礎計算や接続表現を別に反復する |
| 選択 | 候補を絞った後も迷い続ける | 選ぶ・除外する根拠を言葉にする |
1問ごとの秒数を細かく測れないときは、問題の横に「読」「方」「処」「迷」と一文字だけ書いても構いません。数問解けば、同じ印が多い場所が見えてきます。
毎回同じ順番で解く
問題ごとに手順が変わると、考え始めるまでに時間を使います。次の流れを練習で固定し、迷う工程を減らします。
- 1
設問を確認する
何を答えるのか、判断の対象を先に決めます。
- 2
根拠になる場所を絞る
本文、図表、選択肢のうち、必要な情報だけを探します。
- 3
処理する
式を立てる、論理関係を確認するなど、決めた方法を実行します。
- 4
答えの整合性を見る
単位、桁、本文との矛盾を短く確認して選びます。
分野別に時間の使い方を直す
言語:本文へ戻る回数を減らす
設問が何を判断させたいのかを先に確認し、本文中の主張・対比・因果を探します。復習では、正解の根拠になった箇所と、誤答を否定できる箇所をそれぞれ一つ示せるようにします。玉手箱も受ける場合は、本文根拠で判断する言語の練習も確認できます。
計数:計算前の迷いを減らす
図表を見る前に、求めるものが割合、差、平均、実数のどれかを決めます。式を作ってから数字を拾い、単位をそろえます。詳しい練習方法はC-GAB計数の点数を伸ばすコツで解説しています。
英語:全文をきれいに訳そうとしない
設問の主語やキーワードを手がかりに、判断に必要な箇所を探します。未知語があっても文全体の対比や因果が取れる場合は先へ進み、復習時に不足語彙を補います。
目標時間を超えても、すぐ答えを見ない
練習で目標時間を超えたら、その時点をメモしてから最後まで解きます。答えを出した後に、超過前と超過後のどこで止まったかを確認してください。時間になった瞬間に解説を見ると、「あと少しで自力で解けた問題」と「解法自体が分からない問題」を区別できません。
- 時間内に正解:次は同じ手順を再現できるか確認
- 時間超過で正解:遅かった工程だけを短く練習
- 時間超過で不正解:時間を外して解法から確認
- 時間内に不正解:読み違い・焦り・計算ミスを分類
なお、本番の画面操作や進行方法は受検案内で確認してください。練習では、特定の操作に頼るより、1問ごとの判断を早くすることに集中します。
10日間で解答速度を上げる練習例
| 期間 | 取り組むこと |
|---|---|
| 1日目 | 少量を解き、止まった場所を4種類に分類する |
| 2〜3日目 | 時間を外し、最も多かった原因の解き方を固める |
| 4〜5日目 | 1問ごとに目標時間を置き、超過後も最後まで解く |
| 6日目 | 間違いと時間超過の問題だけを解き直す |
| 7〜8日目 | 複数問を連続して解き、集中が切れる場所を確認する |
| 9日目 | 本番に近いまとまりで、正答数と時間を記録する |
| 10日目 | 新しい問題を増やさず、遅い型とミスを最終確認する |
本番に近いまとまりで練習する教材を選ぶ際は、C-GAB対応問題集の比較表で模擬テストの収録範囲を確認できます。リンク先には広告を含みます。
速さを上げる期間でも、正答率が大きく落ちるなら一段階戻します。正しい手順を保ったまま、読み直しや迷いを少しずつ減らすほうが本番で再現しやすくなります。
よくある質問
時間を測るのは最初からでよいですか?
初見で解法が分からない段階では、まず時間を外して正しい手順を作ります。同じ形式の2回目から目標時間を設けると、理解不足と速度不足を分けられます。
毎日模擬問題を解くべきですか?
毎回通し演習だけをすると、弱点の修正時間が不足します。短い原因別練習と、まとまりで解く確認日を組み合わせてください。
時間切れの問題は不正解扱いですか?
練習記録では「時間超過」と「正誤」を別々に残すのがおすすめです。解法は合っているが遅い問題と、解法が分からない問題では対策が異なります。
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集中を作ってから、C-GAB演習へ
時間を超えても問題は続けられ、解けた時間に応じてXPが変わります。
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